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  • 2020.09.20

    いきいき健康教室ネット「なぜ肩がこるのか」【 医療法人親和会 富田病院 リハビリ 愛知県 名古屋市 中川区 】

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    富田病院リハビリテーション室 理学療法士の佐藤です。

    今回も勝手になぜシリーズですが、なぜ肩がこるのか?というテーマでまとめていきます。

    結論から言いますと「姿勢」が原因になっていることが多いです。

    肩がこる要因としては、循環不良、筋量、精神的ストレス、下肢や体幹機能低下など、人それぞれ主な要因については変わってきますが、不良姿勢が肩や首に負担をかけ、肩首が張る、凝る、痛みを出すということが多くみられます。

    ではこの姿勢がなぜ崩れてしまうのか。

    これも言い出せばたくさん理由はあるので、今回は原因を3つに絞って考えてみます。

    姿勢が崩れる原因①

    スマホ操作や読書、デスクワーク、家事全般。

    うつむいて作業するため猫背などの不良姿勢時間が長くなり姿勢が崩れやすいです。座り方や体の使い方のクセなどでも姿勢が崩れます。私もついついInstagramにアップする時間が長くなっています。

    姿勢が崩れる原因②

    妊娠や出産。運動不足、加齢等に伴う筋量や筋力低下。

    特に女性は妊娠・出産などによる体の大きな変化があったりと男性に比べて姿勢が崩れやすいです。

    姿勢が崩れる原因③

    精神的ストレス。

    精神的ストレスを強く長い間感じている方は、ホルモンの関係などからも体幹筋の働きが悪くなり姿勢が崩れやすいです。心が晴れやかではなく心身共に疲弊していては、姿勢が崩れるのは必然だと思います。私も普段から精神力を鍛えるように努力しています。

    特に女性はその他にも、胸式呼吸優位の呼吸の仕方、月経周期や閉経に伴うホルモンバランスの乱れなどによっても姿勢不良や体の不調に繋がる要因が多く考えられます。

    このように姿勢不良の原因は誰にでも当てはまる可能性の高いものばかりです。

    ですから、日常生活上で良い姿勢を保つ、適度な運動をする、あらゆるストレスから解放されましょう!

    ・・・といってもこれは簡単なことではなく、すごく難しいですね。

    私もストレスを溜め込みがちなのでとてもよくわかります。

    複雑に絡み合った様々な悪循環を一気に好循環に持っていくことは不可能です。

    姿勢、食事、栄養、休養、運動、仕事、ライフスタイルなど、変えられる小さなことから少しづつ変えて、悪循環を断ち切っていくことが必要です。少しづつ少しづつです。

    私自身もそう言い聞かせながら日々過ごしております。

    この辺りの詳しい改善方法に関しては、長くなるためまたの機会にまとめていきたいと思います。

    最後に、肩こりと言っても、上記したような姿勢などの問題で肩がこっているだけではなく、頚椎の疾患、肩関節の疾患など整形外科疾患に伴う症状として出現している場合もあります。

    そういった疾患が隠れていないかなど含めて、お困りの方は一度整形外科を受診されることをおすすめします。

     

     

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

     

    また何か特集してほしい内容等ございましたらお気軽にご相談ください。

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