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2016.04.25
毎週月曜日に骨盤底筋体操を行っております。
ご利用者様の身体機能に合わせた集団プログラムの一つとして、
毎週月曜日に理学療法士による骨盤底筋体操を行っております。
「骨盤底筋」とは、骨盤のなかで内臓を支えている筋肉の総称です。
この骨盤底筋が弱くなると、腹圧がかかった場合、尿道を締めることができなくなり、尿がもれてしまいます。
「骨盤底筋体操」は、肛門と膣を締めたり、緩めたりすることを繰り返して行います。
過活動膀胱による頻尿や尿失禁(尿もれ)は、骨盤底筋体操と、トイレに行く回数や間隔をコントロールする
「膀胱訓練」を組み合わせることで、より効果的に対処できると考えられます。
松和苑では「骨盤底筋体操」と「膀胱訓練」を他職種連携のもと行い、
ご利用者様にとって、少しでも排泄に関する不安が解消されるよう努めております。
楽しく集団で運動する機会を設けることでご利用者様同士の交流を深め、身体機能の維持、向上に繋がっております。
ご利用者様によっては1対1の運動より集団での運動の方が、積極的に取り組んで頂ける方もみえます。
他者との交流の機会にもなりますし、体操以外にも様々な効果が期待できます。
骨盤底筋体操中は参加された方の意欲を引き出せるような働きかけとプログラムで構成されていますので
体操中は笑顔が多くみられ楽しく暖かな雰囲気の中行っております。
今後もご利用者様に楽しみながら取り組んでいただけますよう
理学療法士、フロア職員と連携し、一層工夫をしていきたいと思います。
こちらのブログで、ご自宅でも行える簡単な体操の動画の公開も予定しております。
楽しみにお待ちいただければ幸いです。